2024年12月中に読み散らかしたテキストの備忘録です(覚えている分だけ)。今月はぜんぜん読んでいません。
本
ライトジーンの遺産 神林長平 ハヤカワ文庫
人工臓器が一般化した未来で、戸籍を持たぬ「自由人」として生きる、ウイスキーと読書を愛する超能力持ちの人造人間、菊月虹の物語。抑えた色味でめちゃくちゃかっこいい。文庫本一冊じゃ足りない、もっともっと読みたい。あと19編あってもいいと思う。「今宵〜」もそうでしたが会話のテンポが小気味良いです。あと、ウイスキーが飲みたくなります。「雪風」もこんな感じだっけ?そもそもあまりものを口にしていなかったような?…あ、チキンブロス…
戦闘妖精雪風<改> 神林長平 ハヤカワ文庫
あまりに雪風を覚えていなかったので、15年ぶりに読みなおしました。そして二巻以降も出ているのを初めて知りました…
昔読んだ時はあまり思わなかったけれど、会話のテンポがやはり良いですね。深井中尉は思ったよりちゃんとごはんを食べていました。中尉の雪風愛が重い、というか愛じゃなくてもはや執着よね?
来年もいっぱい面白い本に出会えますように。